SoftPark Cool Topics
  hackerの定義
ご注意:

はじめに

SoftPark の Cool Topics のページは、Cool なソフトウエア技術を紹介するハッカー向けコーナーです。"ハッカー" とは勿論、コンピュータ技術の知識に長(た)け、それを深耕することに喜びを感じる人々への呼称で、多くの場合それは尊敬を込めた意味で用いられます。
しかし、近年マスコミを中心としてコンピュータシステムに不正侵入するなどの悪意の人物を "ハッカー" 誤って呼ぶケースが増えてきましたので、この誤解を解き本来のハッカーの人権を擁護する目的で本ページは記載されています。

"ハッカー"の定義を知る

近年、ハッカーの人権を守り、ハッカーという単語の誤用を正そうという動きがコンピュータ技術者の間で起きています。中でも"ハッカーは、クラッカーじゃない。"と主張する会の活動は盛んで、インタネット上のみならず盛んに裏付け資料の収集や声明の発表を行っています。電子ニュース等に親しんでいる本当のコンピュータ技術者であれば、1度は彼等の活動を目にしたことがあるでしょう。
では何故、主に尊敬の文脈で用いられるハッカーという単語が、悪意のクラッカーなど蔑視の文脈で誤って使われるようになったかという歴史的な背景説明や多くの主観的な意見については前記の会のページを参照して頂きたいと思います。
一方、反論として言葉の意味が時代と共に変化するのは当然だという考え方があり、マスコミ等の誤りはこの安易な発想に依るものが大きいと考えられます。しかし、尊敬すべき対象を呼ぶ言葉を軽蔑の言葉として使い直すのは、一般の言語の変遷とは全く異なり、個々の人権を軽視する恣意的なものであるため、それを安易に追認することは良識ある人間として絶対にやってはいけないことであると考えます。この誤りの裏には、「コンピュータに詳しい奴だから、きっと悪いことを企んでいるに違いない」という幼稚な偏見が潜んでいることに疑いは無いでしょう。

SoftParkはハッカーを支援します

SoftParkはハッカーの活動および、ハッカーの呼称が正当に使用されることを希望し、支援すること宣言します。本サイトにおいて、ハッカーとは全て正当なコンピュータ技術者を指し、その単語は尊敬の文脈でのみ用います。

参考文献

よいハッカーになろう 米ラスベガスで子ども向け講座 [ asahi.com 2011年8月8日 ]
米ラスベガスでハッカーの世界最大の祭典「デフコン」が4日から開かれ、政府機関や企業などから1万人以上が参加した。6〜7日には、初開催となる8〜16歳向けの「デフコンキッズ」があった。増えるサイバー攻撃で10代の逮捕者も出るなか、IT技術のよい使い方を早期に教え、将来の仕事としても関心を持ってもらう試みだ。
ハッカーはコンピューターについて高い技術を持つ人を指す言葉だが、その知識を犯罪に使う例も目立つ。
デフコンキッズには保護者の付き添いのもと、約100人が参加。米政府の情報部門、国家安全保障局(NSA)の職員の暗号講義を受け、米軍専門部隊「サイバーコマンド」の元幹部らとも交流。人の心理や行動にすきが生じた時に情報を聞き出す「ソーシャルエンジニアリング」の競技などもあった。

goo辞書(提供元:デジタル大辞泉)
ハッカー【hacker】とは コンピューターやコンピューターネットワークに精通した人。高い技術力や豊富な知識をもち、プログラムを解析して巧妙に改良したり、ネットワークの安全性を検証したりする者を指す。コンピューターに侵入し、悪意の強い不正行為を行う者はクラッカーと呼んで区別することが多い。
ハッキング【hacking】とは 1.バスケットボールの反則の一つ 2.コンピューターに関する高い技術力や豊富な知識をもつ者が、プログラムを解析して巧妙に改良したり、コンピューターネットワークの安全性を検証したりすること。 [補説]悪意ある不正行為はクラッキングと呼んで区別することが多い。

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