ps2textの説明

例えば、file.psというファイルの中身が、

%!
/Times-Roman findfont 70 scalefont setfont
100 200 moveto (This is a test.) show
/Times-Italic findfont 50 scalefont setfont
50 300 moveto (ps2text) show
/Ryumin-Light-H findfont 50 scalefont setfont
<244e254625392548244724392123> show
showpage

であったとすると、この Postscript プログラムの印刷イメージは右のように なります。
　この file.ps に対して

% ps2text file.ps

を実行すると、

ps2textのテストです。
　This is a test.

という結果が返ります。

オプション

• -a
  ASCII で表せない記号を漢字で出力しない
• -p
  Portrait で描画された PostScript ファイルを変換する （デフォルト）
• -l
  Landscape で描画された PostScript ファイルを変換する
• -s
  Seascape（Landscape を180度回転したもの）で描画された PostScript ファイルを変換する
• -u
  UpsideDown で描画された PostScript ファイルを変換する
• -iso
  1バイトのエンコーディングを ISOLatin1Encoding とする （このオプションを指定しなければ StandardEncoding を用いる）
• -t
  1バイトのエンコーディング中、0x00〜0x7F を TeX の \rm フォントのものに置き換える
• -tt
  1バイトのエンコーディング中、0x00〜0x7F を TeX の \tt フォントのものに置き換える
• -v
  バージョンを表示する
• -h
  Usage を表示する
• -help
  Usage を表示する

ハードウエア

• アーキテクチャ

  Sun3

  Sun4

• インストール後の使用disk量

  約50KB

ソフトウエア

• ＯＳ

  SunOS Version 4 (4.1.1 以上) JLE可

  SunOS Versino 5 (5.5 以下)

• 環境

  ghostscript-2.6.1j 以上が動作のこと

  Ｃコンパイラが動作のこと

その他

• 動作確認した環境は以上の通りですが、ghostscript が動作していれば ほとんどの UNIX 環境で使用できると思います。

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